強面のゴリマッチョおじさんマ・ドンソクが市場でしがない堅気のおじさんとして怪しいビジネスの加入を受けるところから始まります。過去にも何度もうまい話として持ち掛けられたビジネスに乗り何度も失敗をしていることから美人の奥さんは反対。其の場凌ぎで奥さんには今回は参加を見送ったと言うが、レストランで奥さんの誕生日を祝っているときに口を滑らせてしまい、奥さんは激おこでタクシーで帰宅。急いで追いかけて帰るが帰った時には人身売買の組織に奥さんは誘拐された後だった。
前半のマ・ドンソクが気の弱いところから既に「あ、これは良作の予感。」でしたが、実際良作でした。奥さんが誘拐され、警察もあまり当てににならないとわかったところから本編スタート。今回もマ・ドンソクが暴れます。車のウインドウガラスをジャブ感覚で割り、振り払う腕で人が飛ぶ。鍵のかかったドアは拳で穴を開けてから丁寧に鍵を開ける。自分よりガタイのいい大男は持ち上げてヤンキーコメディ漫画ばりに天井に植え込む。洗練されたアクションではなく怪力と奥さんへの愛だけで暴れる強面ゴリマッチョの作品が良作じゃないわけがない。
と言うことでストーリー自体はシンプルで単純明快でしたが怪力強面ゴリマッチョが暴れるいい作品でした。ただもう少し主人公の雄牛と言われていた時代の回想や背景が欲しかったな、とは思いました。
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