最近2キロ痩せて、お!痩せてるやん!今日はチートデイ(違う)を繰り返しているJOBAです。
今回は子供のころからのアクションスターと言えばこの人、優しい顔のおじさん、ジャッキー・チェンがここまで表情筋って殺せるの?っていうレベルの死んだ顔で暴れる「ザ・フォーリナー/復讐者」(原題THE FOREIGNER)を観ました。
今作はロンドンでレストランを経営しつつ高校生になる娘の成長を見守っていたジャッキー演じるクァン・ノク・ミンが、娘を無差別テロにより亡くしてしまうところから始まります。
あとはよくある警察がなかなか犯人の目星もつけてくれない、情報も教えてくれない、なら自分で探し出してやる精神で動き出します。
そう、今作のジャッキーもただのしがないレストラン経営者ではありません。
ベトナム戦争時代に、アメリカの特殊部隊に所属していた工作員だったのです。
まずは犯人の名前を!ということで延々と「name」と襲い掛かる相手を返いうちにしては詰め寄ります。
そして本気と分からせるために逆に警告のための爆破テロ(非殺)を行ったり等の行動にでます。
最終的には犯人とその仲間を見つけ出し復讐を遂げます。
今作は少し歴史的な問題に触れるところもあり終始重苦しいテーマの作品で、普段のコメディアクションのジャッキー作品とは全く温度が違います。
香港国際警察の時よりもヘビーな空気でした。
私自身はまだ独身で子供もいませんが、子供を失った親の悲愴感や復讐心の演じ方が上手くてほんとに胸が苦しくなるシーンも多かったです。
その演技力もすごいですが、60歳を超えた人間の動きとは思えないジャッキーのアクションが素晴らしかったです。
ほんとに人間てこんなに死んだ顔ができるんだなと思いましたね。
まわりから死んだ顔してるなって言われてる人はぜひ見てみてください。
あとちゃんと勧善懲悪ではあるので嫌な気持になる作品ではありません。
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