出所したての元警官と格闘家志望の凸凹コンビが汚職警官の悪事を暴いていく痛快アクション作品。出所後すぐに昔ボコった上司が殺害され、すぐに別の自殺した警察官の犯行と断定され不審に思ったスペンサー（マーク・ウォールバーグ）がホーク（ウィンストン・デューク）と共に捜査に出る。
ストーリーや設定は昔からよくあるものですがコンビ系の作品は歳を取るにつれて感情移入してしまいます…。マーク・ウォールバーグはやっぱりこういう情に熱い系の役が似合いますね。刑務所に入る理由も奥さんを暴行していた上司を殴ってしまったことであったり、自殺した警察官の奥さんの力になろうとしたりと難しい話もいいですが、たまにはこういったシンプルに熱い作品も観たくなります。
とまぁ話の大筋は熱血元警官ものかと思ってましたが、個人的にこれはコメディでした。というか久々に一人で家で笑って観てました（笑）
今作一番面白かったのはスペンサーの恋人であるイライザ・シュレシンガー演じるシッシー。ハイテンションかつクレイジーかつ毒舌なキャラでシリアスな敵陣ど真ん中の場面でもキャラを崩さず早口で話しながら進んでいくシーンは最高でした。
この綺麗な女性初めて見た誰だろって思って調べてみたらイライザ・シュレシンガーというスタンダップ・コメディアンの方でした。Netflixではこの方のほかの冠作品も配信されているそうなので、今度はそちらも観てみようと思います。
全体としてはよくあるストーリーで、もう少しホークの格闘家志望のところは深堀してほしい気はしましたが、キャラ一人一人の個性がいいバランスで気軽に楽しめる元気のでる作品でした。
終わり方的には続編も作れる形にはなっていましたが、どうなんですかね。個人的は続編が出たら見たいなーとは思いました。
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