ジムに通って2ヶ月経つのにあまり筋肉がついた実感がありませんが、先週BARでサラリーマンのおじさん達に「お兄さん結構鍛えてるね!何キロあげれるの?」と言われてちょっと嬉しかったJOBAです。
今回は久々にリーアム・ニーソンの作品、ラン・オールナイトを。リーアム・ニーソンには「96時間(原題:Taken)」シリーズでハマってから好きです。
ガタイもいいですが、何より声が渋い。将来なりたい理想の親父像の一人です。
今回のラン・オールナイトは殺し屋のジミー(ニーアム・リーソン)が自分の息子のマイクを守るために友人であるショーンの息子を殺害してしまうところから始まります。
ジミーとショーンは長年の友人で、お互いに年老いてからも交流があり「一線を越える時は一緒だ。」と話すシーンも。
しかし悪いタイミングが重なりマイクがショーンの息子に殺されそうになり、マイクがショーンの息子を撃ってしまう。
ジミーはショーンに息子を殺したのは自分だと告げるが、ショーンは同じ苦しみをジミーにも与えると誓う。
今作もニーアム・ニーソンが年老いてきてはいるが、無双するシーンもあり、逃走する過程で息子のマイクとも和解していくという展開でアクションというよりはヒューマンドラマメインでした。
個人的には息子との親子の絆を取り戻すシーンよりも、長年友人であったショーンとの友情が壊れていくのが刺さりました。
個人的な話ではありますが、学生時代にものすごいよくあるくだらない理由で当時の一番の理解者だった友人と絶縁状態になってしまい、それからは恋愛系や感動系よりも男同士の友情作品に弱くなりました。
今作はそこまでジミーとショーンの友情を描く場面はありませんでしたが、それでもクリスマスに「一線を越える時は一緒だ。」と言っていた二人がお互いに大事なもののために殺しあうことになるのは苦しかったです。
途中ショーンと交渉しようとするジミーが同じ席につくシーンがあります。
ショーンはジミーにも同じ苦しみ、息子を失う苦しみを与えてから殺すと言います。
確かに苦しみを与えてから殺したいというのも本心ではあったと思いますが、個人的には少し昔からの友人を殺すことに少しは葛藤があったのかな、と勝手に想像していました。
今作は96時間シリーズのリーアム・ニーソンとは違い完全無双作品でなく、親子の絆をメインにした作品で、余計にリーアム・ニーソンの渋さが出ていました。
週末の夜に一人でコーヒーかお酒を飲みながら見るにはいい作品でした。
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