戦場の友情ものかと思いきや、AIやアンドロイドが発展していく今の時代を考えると少し怖くなるNetflixのif作品 デンジャー・ゾーン

Netflixオリジナル
引用元 https://www.netflix.com/title/81074110

最近映画は結構観ているんですが、なかなかブログにするまでの体力がないJOBAです。

きっと寒さのせいです。

今回はNetflixオリジナル映画「デンジャー・ゾーン」(原題:Outside the Wire)を観ました。

後半からのストーリー展開が好きだったためネタバレを含みます。

戦争が続く近未来のSFアクションでアベンジャーズシリーズのファルコン役のアンソニー・マッキー主演。

優秀なドローンパイロットが命令に背き結婚を控える中、危険地域に派遣されることに。

これまではドローン越しに見ていた戦場に自らの身を置き、今まで自身が見ていたものとは違う景色をみるダムソン・イドリス演じるハープ。

そこでアンドロイドであることが極秘であるリオ大尉(アンソニー・マッキー)を出会います。

リオ大尉はハープの命令違反を「2人は犠牲になったが、38人は救えたことを素晴らしい。」とハープに理解を示します。

任務はテロ組織が核兵器の発射のコードを手に入れることを阻止すること。

そして激しい銃撃戦等を乗り越え無事に核のコードを確保する二人。

ここからがこの作品の核心に迫ります。

発射コードを確保するまでにハープにリオ大尉の背中から外させた装置は追跡装置ではなく誤作動防止装置、

武器の違法売買を敢えて目撃させて止めさせなかったことからハープの命令の効果を無効、

ハープを利用することでアンドロイドである自身の制約を解除していたのです。

またハープを選んだのも一度命令違反を起こしているため軍に戻っても信用されないことを狙ったためでした。

リオ大尉は核の発射コード持って逃走、アメリカに向けて核を発射しようとします。

最終的にはハープに追いつき破壊します。

壊れる間際にハープにリオ大尉は本来の目的は自身が破壊されることで自立型のアンドロイドの危険性を世界に訴えたかったと言い残します。

最近は実際の世界でもAIが活用され、当たり前にsiriやアレクサが私たちの生活の手伝いをしてくれています。

私も寝る前にアラームをセットするときはsiriに頼んでますし、最近は寝る前にsiriからの提案で

「このアラームをオンにしますか?」と聞いてきます。

アイ,ロボットでも3原則がありアンドロイドやAI関連の作品には基本的に人間に危害が加えられないようになっています。

しかしそれは意図的にはわからない形で解除することでAIやアンドロイドが自由になって

人間に危害を加える可能性というのは確かにありそうに感じますし、度々問題視されていますよね。

(一昔前の金融機関のコンプラをすり抜けるイメージ…)

今作も実際にアンドロイドやAIが自立することが当たり前になった世界というif作品としては

個人的には凄い好きな作品でした。

最近見た作品の中ではアップグレードと系統としては近いかなと思いました。

アクションはデンジャー・ゾーンのほうが人間味の残った爽快感があって好きでした。

どんどんAIやアンドロイドが身近になっていく現代を考える考えさせられるところもあって面白かったです。

『デンジャー・ゾーン』予告編 – Netflix

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