「モリーズ・ゲーム(原題 Molly’s Game)」
モーグルのオリンピック出場資格を賭けた大会での事故により、選手の道を諦めることになったモリー・ブルーム。その後知り合ったディーンのもとで不動産業の秘書を始めるが、ある日からディーン主催の非合法のポーカーゲームの運営にもかかわることに。参加者はテレビなどで見る大物ばかりで賭け金も途方もない額。
そしてある日、ディーンのもとから去り自身でポーカークラブを設立することに。
この作品は現在のシーンから過去の回想シーンを入れて進行していくタイプで、モリーがFBIに突入されて捕まるところから始まる。
まず作品としてはポーカーのシーンでは魅せ方が美しく、久しぶりにカードに触りたくなりました。モリーはポーカーそのものよりもゲームの参加者である著名人たちの会話に惹かれ、わからない単語などはすぐに検索して覚えていき、参加者にも気に入られていく。日常生活や仕事の中で最近はわからないことがあっても、後で調べよっと思ってそのままになってしまっている自分にはその辺りも刺さりました・・・。
まずモリーは事故で引退する前から教養のある女性だったようですが、知識にたいする意欲と行動力も相まって独立後も顧客を広げていくところも憧れました。また参加者で破産しかけの人にはブレーキをかけることもあり、最終的に捕まった際にも参加者の情報を公開することで、その家族や子供たちにも被害が及ぶと考え、お金を捨ててまで最後まで公表を拒む芯の強さを見せられ、個人的にはすごい魅力的にな人だと思いました。
実際の本人のインタビュー動画もありました。
内容に関して難しいことは私には言えませんが、モリーの学んでいく姿勢と行動力、そして状の熱い人間的なことろが刺さりました。
また最後にモーグルのシーンに合わせて”成功とは失敗から失敗へ情熱を失わずに進むこと”というウィンストン・チャーチルの言葉もでてきます。
GWも今日で終わりですが、明日からの仕事に対しても諦めずに立ち向かい、失敗しても立ち止まらずに突き進もうという気持ちになれました。今はまだ環境言い訳に転職活動もしていませんが、そういった面でも挑戦の意欲の沸く作品でした。
まぁ明日仕事が始まったらお昼ごろにはまたモチベーションが下がってる気はしますが・・・。
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